ラノベポイント
定義論っぽいけど、そんな厳密なお話じゃなくて。
どの作品に関して語っていたかは、別にどうでもいいんですが。
ライトノベルって一言にいっても、レーベルによって特色があったり、さまざまなジャンルを内包していたり、明確にこれこれこういうものだって言えるようなものじゃないってのは、小説を読めば読むほど感じるものだと思うのです。
そんなわけで。レーベルだとかジャンル、イラストも構成要素に加えてもいいですし、作者の作風、ストーリー、推定される読者層、リーダビリティなどなど、そういう個々の要素に対して「ラノベっぽいポイント」を加算していって、ある一定の点数を超えたら「これはラノベだ」と。ぼくはたぶん自分でそんな基準を作っている気がします。
で、始めの話だと、レーベルがハヤカワJA、これはレーベルにおけるラノベっぽいポイントがかなり高いです。8点くらい加算されてます。ちなみに電撃だと10点、HJだと4点くらいです。で、ジャンルはSF。これだけでポイント稼いでますけど、設定がきっちりしていて納得がいくような物であればあるほど高得点が付きます。12点です。表紙が可愛いので5点加算しておきましょうか。ぶっちゃけ好みの問題です。
……いや、点数はかなりいい加減に書いてますし、個々の要素に対する加点に基準はないし、何点が合格点かも決めてないですが、無意識にそういうポイントを加算して判断してるんじゃなーかな俺、というお話でした。
- 作者: 野尻抱介,KEI
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2012/02/23
- メディア: 文庫
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